どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第15章 ぼくからラビへ
「おい、おーい。アユムー?」
ぼくはそんなバクさんの声で目が覚めた。
「起きたか?ほら、書類。あと、リナリーさんへのプレゼント。頼む!」
ぼくは目を擦りながらバクさんを見上げて荷物を受け取った。
「本当に帰るのか?今から帰ったら夜中になるだろう。泊まっていってもいいんだぞ。」
その言葉を聞いて焦る。
夜中になるってどういうこと?と思って現在時刻を確認する。
「え、ちょ、まじかーーーー!!今すぐ帰る!!このままじゃ間に合わなくなっちゃう!間に合わなかったらバクさんのせいにするから!絶対そうするから!!じゃね!!」
ぼくは全力で本部へと帰った。