• テキストサイズ

どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第15章 ぼくからラビへ


超絶に眠いけど団服に着替えて書類を鞄に入れて教団の屋上に立つ。


「うーん。アジア支部はこっちかな?」


方角を確認してから飛び立つ。

飛び立ってから5時間。やっとアジア大陸にたどり着いた。イノセンスを発動し続けて疲れたからとりあえずここからは歩くことにした。

そこから歩くこと2時間。片道7時間。これでも普通に来るよりは全然速い。


「やっと着いたぁ。つ゛か゛れ゛た゛ぁぁぁぁ。」


ぼくはそう叫びながらアジア支部の中に入っていった。


「おーい!誰かー!いないのー?」

「アユム!またコムイにこき使われてんのか?」

「フォー!」


ぼくに話しかけてきたのは、アジア支部の守り神のフォーだった。


「バクならこっちだぞ。」


フォーが案内してくれるみたい。

案内された先では支部長のバク・チャンが支部長補佐のサモ・ハン・ウォンに仕事するように言いつけられていた。


「いーやーだーー!本部に行くったら行くんだ!アユムに持って来させるくらいならオレが本部に行ってやるーー!リナリーさんに会いに行くんだーー!」

「なりません、それにもうすぐアユムが到着します。今更タダをこねないでください、バク様。」

「だったらアユムと一緒に本部に行くんだ!ウォン、邪魔するな!」

バシン!


そんなバクさんのことをフォーが殴ってる。毎度毎度の光景だからさほど驚くこともなしにぼくはバクさんのところに向かった。


「バクさん、これ、コムイさんからの書類です。確認して、とっととサインしてください。ぼく疲れたし、お腹空いたんで食堂行ってきますね。あとで持ってきてください。」


現在時刻、時差を考えて向こうの時間で考えると午前10時くらいだろうか。朝から何も食べずに来たのだからお腹空き過ぎてお腹痛いくらいだ。
/ 207ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp