• テキストサイズ

どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第15章 ぼくからラビへ


「よし、あとはメイクね。」


リナリーのその言葉にぼくはリナリーの顔を凝視してしまった。
よく見るとリナリーも軽くメイクをしているみたい。口元はいつもよりもピンクで潤っているし、目元もなんだっけ、アイライン?かなにかでいつもより大きい。ただでさえ大きい目なのに…どこまで大きくするつもりなのか。それにアイシャドーと言ったっけ?瞼に色が付いていた。


「その様子だと何ももってないわよね?」


ぼくはコクコクコクと頷くことしかできない。もう年頃の女の子ってなんて大変なのだろう、、、


「じゃあ私の持ってるのでやってあげるから私の部屋に行くわよ。」


またもやリナリーに引っ張られてリナリーの部屋に着いた。


「はい、完成よ。」


リナリーに渡された手鏡を覗くと、別人のようなぼくが写った。


「リナリー、あなたは天才?」


思わずこぼれた本音。


「ふふ、なにわけわかんないこと言ってるの?今度教えてあげるから自分でもできるようになるわよ。さ、街へ行きましょ!」

「うん!!」
/ 207ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp