どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第14章 巻き戻しの街
「イノセンス発動!『円舞"霧風"』!」
リナリーの作り出す風はミランダのイノセンスが作り出したドームの中からAKUMAを襲う。
そしてアレンはリナリーの風に乗って外に飛び出すとAKUMAを破壊する。
アレンとリナリーはロードに向き直る。
「ロード、勝負だ…!」
アレンは左目を赤黒くさせ言い放つ。
「やれ」
ロードはAKUMAに指示をした。
しかし、アレンを抱えたリナリーのスピードと、アレンの長距離から放つ攻撃にAKUMAは手出しができない。
アレンはあと一歩のところまでAKUMAを追い詰めるが、左手に傷が現れる。それは、さっきミランダのおかげで治った傷だった。
アレンは何かに気づき、リナリーに後を任せるとミランダの元へ戻っていく。
ドームの中に入るとまた傷が癒えていく。
アレンは傷が消えるとまた外へと飛び出していった。
その頃、リナリーも限界に近づいていた。
「遅くなってごめん。」
アレンは攻撃を受けそうになっていたリナリーを助け出して言う。
「ミランダさんから離れると、時間が戻ってくるみたいなんです。リナリーも1度ミランダさんのところへ。1人で行けますか?」
「大丈夫。」
「あとは任せて。」
リナリーは1人ミランダのところへ戻る。
その時、ロードは気づいた。
「あの女、ミランダってやつ。適合者だったんじゃん?」
「そぉ〜なんレロ!?」
「なーんか知らないけど、あの女のそばに行くと無傷に戻っちゃうみたい。」
「それじゃキリない!」