どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第14章 巻き戻しの街
所は変わり、大きな円卓を囲む人たち。
その中心には、千年伯爵。
「我一族の皆さん。頑張ってイノセンスを回収しましょう。我輩が製造したAKUMAは自由に使って構いません。」
「イノセンスねぇ。」
黒髪の癖毛をオールバックにまとめあげ、容姿端麗、タレ目、左目の下の泣きホクロは色気を醸し出す。
そして肌は褐色、額には十字架が並んでいる。
そんな男が言った。
「はーい。僕は乗ったよ。なんか面白そうじゃん。」
先ほどの男の隣に座る青い髪の毛の少女は言う。
その少女の肌も褐色で、額には十字架が並んでいる。
「俺は仕事があるんで、必要なときに呼んでくださいよ。」
「じゃあ、僕が1番乗りで遊んでこようかな。」
少女は金色の目を輝かせて妖艶に笑う。