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どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第13章 キョウダイ!?


「改めまして。アユム・ウォーカーです。」


ぼくは頭を下げる。


「「「えぇぇーーーー!!!!」」」


みんなそんなに驚くことかな?


「ちょ、マジで。」

「どっちが上?さっき、お兄ちゃんとかお姉ちゃんとか。」

「てか、同い年だよな?」


いろいろ聞かれる。
ぼくこう言うのちょっと苦手だからお兄ちゃんの後ろに隠れてみる。


「はぁ、なんで言ってなかってんですか?こうなることはわかるでしょ。」

「だって。」

「アユムはいつも肝心なこと言わないんだから。」


お兄ちゃんがぼくの名前を呼ぶときは妹として見てる時。でも、そういう時は兄らしく守ってくれるから。
逆にお姉ちゃんって呼んでる時はぼくを姉として見てる時。だから頼ってくることが多い。


「僕たちは同じ人に拾われた孤児なんです。」


お兄ちゃんは、いつかぼくがラビに話したことと同じことをみんなに説明し始めた。


「なるほど。」

「特殊な関係、、」


みんな反応は様々。


「ほら、みんなに隠してたんだから謝んなさい。」

「隠してたわけじゃないもん。聞かれなかったから言わなかっただけだもん。」

「だぁかぁらぁ、謝れ!」


お兄ちゃん、怒ると怖いんだよね。


「ごめんなさい。」

「はい、よくできました。」


お兄ちゃんはぼくの頭を撫でる。
兄面してる時の癖。
いつも撫でてくる。
だからこういう時は、


「やめろっていってんだろ、アレン!」


姉面してやる。


「ごめんって、お姉ちゃん。」


そうするといつもみたいに戻るから。
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