どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第12章 再会
「むぅ。生意気ぃ。それでは!」
伯爵は傘を天に向ける。
「レロレロレロー」
傘が喋った!!
すると、傘の先端が光って、、
「東の国のことわざを知ってます?『下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる』AKUMAなんて腐るほどいるんですよぉ。」
あの傘がAKUMAを呼ぶものなのだろうか。
大量のAKUMAが遠くの空からやってくる。
「行けぇぇ!AKUMAキャノン!」
弾丸がお兄ちゃん目掛けて飛んでる。
多分効かないからぼくは一番遠くからAKUMAを破壊することにした。
『女神のばね』を使って一瞬でそこにたどり着く。
伯爵は狙いをジャンに定めた。
助けに戻るか一瞬考えるけど、リナリーがいるから平気だろうと思う。
「リナリーもエクソシストなんだ。」
「お兄ちゃん、知らなかったの!?」
ぼくはそっちに驚く。
「だって僕まだ、入団して一週間とかですよ!!」
「そかそか。」
トマがジャンにリナリーのイノセンスの説明をする。
「胡蝶のように天空を舞い、鋼鉄の破壊力で地に落ちる。あれがリナリー殿の対AKUMA武器、『黒い靴(ダークブーツ)』です。」
「もう1人現れましたか。でも大丈夫!すぐにお前も殺して差し上げますからね。」
リナリーが爆風に巻き込まれて飛ばされる。