第2章 お仕置きパラダイス?!
「あ、そっか…早く終わらせないと晩御飯がおそくなっちゃう」
時計を見てみると、もうそろそろ買い出しに行った方がいい時間帯になりつつある。しかし、この調子で先生たちに体をまさぐられながらプリントを解いていたら晩御飯を作り終えるくらいの時間になってしまう。
「そしたら、間違えるたびに即イキの会をやろうぜ」
宇髄さんはアダルトビデオのような題名の会を立ち上げる、と言い放つと、ポケットの中を漁る。
「え?は?」
すると、私の目の前に親指くらいのサイズの細かく震えているピンクローターが差し出された。
フィクションの中でしか見たことない大人のオモチャが自分に向けられていると思うと、背筋に期待が走っていく。
「お前が間違えるとこのローターをあてて、イくまで回答が出来ないっていうルールのやつだ、知らないか?」
「知ってる訳ないでしょ!そんなバカみたいなAVのなんて!」
「とりあえず、プリントを進めてはどうだろうか!」
煉獄さんに大きな声を出されて一喝を入れられた私はシャーペンを握り、早速、一つ目の空欄を埋めようとする。