第1章 夕日
私は、臨也に押し倒された。
完全に臨也が馬乗り状態…恥ずかしくて抵抗するも、両手を掴まれているし、何よりも年上の男の人の力にかなうはずもなかった。
「い…ざや…?………なんでいきなり…?///;」
こうして改めて見ると、やはり臨也の顔はすごく整っている。
だが、今の顔は何だかいつもと雰囲気が違う。
臨「リマがカワイイ顔するから。我慢できないよ?…もしかしてそれ、誘ってるの?」
誘ってる?
「それ…どういう意味…?///;」
臨「あー…分からなかった?まあ、いいよ。…」
…へ?///;何?;臨也の顔が近づいてくる!?///;
「んん!!!!?/////;」
唇に、柔らかい感触…すごく心臓がうるさい。
キス…されてるんだ。。。
私は慣れない感覚に、体を震わせる。
息も苦しくなってきて、手に力を込める。…が、臨也の力にかなわない。
臨也…どうしたの?なんで、こんな事をするの…?
でも不思議…苦しいのに、恥ずかしいのに…全然、嫌だとは思わなかった…