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*裏切りの夕焼け*

第1章 夕日


桃「明らかに震えてるじゃない!!何したのよ!?」

青「俺は何もしてねぇよ;第一俺は巨乳にしか興味ねぇ((桃「最っ低!!…白井さん、この変態に何されたの!?;」おい!!;」

聞いてみたら、白井さんは小さな声で答えてくれた。

「何も…されてない…………ごめんなさい………何にも…ない…から……!」

今にも消えてしまいそうな声で…

桃「…本当に何にも無いのね?;…あ、怪我の手当するから、腕とか見せて?」

私が言うと、直ぐに腕を見せてくれた。

青「お前…やっぱ俺、何かしたか?;」

「何にもしてない…から…ごめ…ん……………」

…あれ?


桃「…寝ちゃった…?;」

私に体を預けてる…でも、まだ泣き続けてた。

桃「…とりあえず、ベッドに寝かせてから手当てしよっか…」

私には、今目の前にいるこの女の子が、人をカッターナイフで刺すような子には見えなかった。
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