第15章 看守サマの身体検査 ジェイド・リーチ
「過去に例としてブラにカミソリを仕込んでいる方や、小型無線を入れている方がいらっしゃいました」
「ひ…」
ポニーテールにまとめていた髪をおろされ、首筋に指が這う。
「髪の中に麻薬を隠している麻薬中毒者もいらっしゃいましたねぇ」
口調は弄んでいるようだった。
私は外気に晒されて全身に鳥肌が立つ。
すると、ジェイドの手が胸を鷲づかんだ。
「あっ…!」
同時に乳首をきゅううっと摘まれて、私は鋭い嬌声をあげる。
「上半身の異常はありませんね」
ジェイドがそう言うと傍に控えていた部下がバインダーでとめている紙に何やら書き込む。
私は見知らぬ男に裸にされ、胸を揉まれている所を見られているという状況に顔を伏せた。
やわやわとジェイドは暫く私の胸を触っていると、近くにいた別の部下を2人呼び寄せた。
「この方を持ち上げていただけますか?」
2人の部下の短い返事のあと、私は部下たちの首に腕を回すように言われ、それぞれの部下が膝の裏を片方ずつ持ち上げ、ジェイドに秘部を見せつけるようにされた。
「やだっ!やめて!」