第6章 練習試合
それよりこのキスマークどうやって誤魔化そう・・
とりあえず激しく動かなければ髪の毛で隠れるから・・・
なんて1人で悶々と考えていたら体育館が見えてきた
黄瀬
「あ ここっス」
リコ
「・・・って え?
片面・・・でやるの?」
リコさんがこういうのはしかたがない
まるで、誠凜なんて新設校「練習の片手間に相手してやる」と言っているように思える
リコさんだけでなく日向先輩、もちろん私も今すぐ怒りそうな勢いだ
ふと、涼太のほうに目線を向けると海常高校の監督との話声が聞こえた
海常監督
「・・・ん? 何ユニフォームきとるんだ?
黄瀬オマエは試合に出さんぞ!」
海常監督
「オマエは格が違うんだ
黄瀬を出したら試合にもなってしまうよ」
誠凛
「「 なっ・・・ 」」