第11章 Like a Dream
歩美「おはよう!楓ちゃん!」
楓「おはよ、歩美ちゃん。」
歩美「昨日のテレビ見た?クイズのやつ!」
楓「うん、見たよ。面白かったね。」
歩美「うん!俳優さんがとってもかっこよかった!!」
そう会話していると後ろから声を掛けられる。
光彦「歩美ちゃーん!楓さーん!!」
歩美「あ、おはよう光彦君!元太君も!」
元太「よぉ!」
4人、教室で話していると、ガララと扉が開く。
歩美「おは・・・どうしたのコナンくんその怪我!?」
コ「え?あぁ・・・ちょっとな。」
頬に絆創膏を貼った少年。歩美はビックリして声を上げていた。
楓「・・・痛くない?大丈夫?」
コ「あぁ、大したことない。」
楓「そっか。哀ちゃんは?痛くない?」
哀「えぇ。ありがとう、天宮さん。」
そう言って何事もなかったかのように席に座る。
あぁ、どうか。
まだ、このまま。もう少しだけ。
夢が覚めませんように。