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満月の夜に【暗部カカシ夢】

第1章 常夜の心


「俺は木ノ葉の忍で、はたけカカシといいます。所属は四代目火影直属の暗部です」

彼ははたけカカシくんというらしい。…あとのコノハとか四代目ホカゲ?とかアンブ?とかちょっと分からない単語がたくさんあるけれど。

「私は萩尾美月です。職業は料理研究家でここは私のアパートです。」

とりあえず自己紹介をしたけれど、何故彼が私の部屋にいるのか分からない。彼を見たところ変わった格好をしているし、髪も日本人と思えないほどキレイな銀髪。ウィッグでもしてるのだろうか?

「…萩尾さん、申し訳ないんですがここは火の国のどの辺ですか?木ノ葉の里は近いですか?」

そろそろ任務に戻らないといけないので、とカカシくんは言った。また新たなワードにヒノクニとコノハノサトが追加された。どこかの地名?

「えっと…ここは日本です、日本国。ヒノクニ?っていうのはどこの事かな…?コノハノサトという地名はこの辺りにないと思いますけど…。」

美月がそういうと、カカシの顔色が変わった。

「ニホン?どこだそれは?それに火の国の木ノ葉の里を知らない?…どういう事だ?」

萩尾さんが嘘を言っているようにはもう見えないので、本当に知らないのだろう。緊急任務で謎の忍が持ち出したのは満月の書は、かつて二代目火影様が開発した時空間忍術の禁書…ミナト先生も封印解いてしまったら何が起こるか分からないと言っていた。あの忍がどのような時空間忍術を掛けたかは分からないが、どうやら俺の知らない…言うなれば異世界、ということになる。俺の仮説が正しければ。

「…萩尾さん、ちょっと状況説明してもいいですか?萩尾さんにも関係してくると思うので…」

「う、うん…是非お願いします…」

お茶でも淹れるね、と立ち上がると台所へむかいカカシにソファーに掛けててと言うと手際よく準備をした。

「どうぞ」

と言ってカカシの前にあるローテーブルにほうじ茶を置いた。ありがとうございますと礼を言い、1口飲み乾いた喉を潤した。

「…じゃあ早速ですが、―――――」

カカシくんは私でも分かりやすいように、噛み砕きながら説明してくれた。でも、簡単に信じられない話の内容に、私は耳を疑っていたのだった。
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