第11章 R18 籠の鳥【分隊長×調査兵】
「あんっ…、やだ……はやく、」
「だーめ。まだ貴女を放してやれない」
「、ぁうっ」
つんと立った乳房の頂点を甘噛みし、際限なくあふれる愛液を陰核にこすり付けると、一際高い嬌声が上がった。
「は、あ、ああっ」
「気持ちいい?」
「…っふ、……うぅ」
訊きながらも掻きまわす動きは止めない。
いつの間にか指は彼女の奥を貫いていたようだ。
ぐちゃぐちゃになったは、私に縋るように、切なく腰を揺らす。
「ぁ…っん」
「私は、といられればそれでいいと思ってる」
「んぅ、や、ハンジさ…」
「たとえ私に飽いたとしても、帰らなくちゃいけないとしても、貴女を手放したくないんだ」
淡々と言葉を紡ぐ私を、は眉を寄せて見つめる。
半開きになった口からはどちらのかもわからない唾液がこぼれ、ひどく妖艶だ。
苦しそうなとぎれとぎれの喘ぎ。もう限界が近いのだろう。
私は胸の突起をやわく吸い、肉壁を擦る指にぐっと力を込めた。
「はあぁっ……イッ…!」
絡みつくように膣内がうねり、びくびくとの腰が跳ねる。
ぐぽ、と卑猥な感触とともに指を抜く。
はそれにさえ肩を揺らし、「ん、」と小さく声を漏らす。
糸が切れたのか、ついにぽろぽろと涙をこぼし悶えるを、私は抱きしめてしまった。
それに応えるように白い手が私の頭をきつく胸に押し当て、嗚咽と鼻をすする音だけが私たちを包んでいた。
___まだ夜は明けない。