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Second reincarnation【ツイステ】

第26章 悪夢



でもその結果アズール先輩はストレスで自身を噛んでしまうし、ジェイド先輩とシロ先輩も怪我や薬が解けてしまうといった事態に陥ってる

それでも周りに迷惑をかけたくなかったからきっとそうなっちゃったんだとは思う



「でも結局は迷惑かけるんだし。…それに、自分だけ蚊帳の外とか嫌じゃね?」

「……それは…そうかもしれません」

「でしょー?だからオレ、嘘つかれたりはぐらかされたりすんの気に入らないんだよねぇ。だから小エビちゃん、困ってたらちゃんとオレに話してね」

「…はい。そうします…先輩もですよ」

「オレは小エビちゃんに嘘つかねーし」



話していたら、いつのまにか感じていた胸のざわつきは収まっていた

フロイド先輩の存在がこんなに頼りになるなんて…


先輩はすごい


勉強も本気を出せば満点を取れるし、魔法の技術だってすごい

魔法薬学でも気分が乗ればすごい薬を作れちゃうし、料理だって上手だし

それに、相手が辛いときは寄り添ってくれる


私には…きっと全ては真似できない



「…ありがとうございますフロイド先輩」

「え?なにが?」

「一緒にいてくれて…助かりました」

「そう?…オレで良ければいつでもぎゅってしてあげるよ小エビちゃん」



へらへらと微笑むフロイド先輩の顔を見たら私まで笑顔になれる

きっとこれが好きってことなんだろうな…

無意識のうちに、どんどん惹かれてる


あの夢の内容は…もっと心が落ち着いてから考えよう
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