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Second reincarnation【ツイステ】

第26章 悪夢






誰かが一言…大きな声で私を呼んで


その後凄まじい衝撃に襲われて…


目が覚める



「…またこの夢…」



勢いよく地面を転がって体を強かに打ち付ける

…そんな恐怖で目が覚める


もちろん本当に転がってるわけじゃないし、ベッドから落ちたりしたわけでもない

ただの夢だってわかってるんだけど…

わかってるけど、わからない…


確かに私が体験した出来事だったはずなのに…思い出せない

これが私の記憶がない原因なのかな…何か事故にあって…その後ここに来てしまった…とか?



「…お風呂入ろ…」



時計はまだ朝の四時

ジェイド先輩の変身薬が解けてしまったり、シロ先輩のお腹に風穴が開いてしまったりした事件から2、3日ほど経った

今日は土曜日だから学校はお休みだけど、ラウンジが休日営業だったかな


休日営業のラウンジは学園の外のお客さんも来る仕様になってて、本当にいろんな種族の人たちが暮らしてる世界なんだって実感する


今すごく充実してて楽しい…


このまま、帰る方法が見つかったとして…帰ることの決心が揺らいでしまいそうという不安を感じるくらい、今の生活は幸せに満ちてる


それに…

フロイド先輩と…その先どうするかも決めないといけない…



「…時間はきっとまだあると思う……すぐに決めなくても良いよね…」



お風呂から上がって、手早く身支度を済ませて自室を出る

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