Second reincarnation【ツイステ】
第21章 ゼロ距離スキンシップ
「…最初はちょっと…怖いって思ったこともあったんですけど。ここぞって時は助けてくれるし、実は勉強も運動もできて…家事もできて…尊敬してます…」
「へぇ〜…それでそれで?」
「……す…好き…です」
「……じゃあーオレたち、両思いってやつだよねぇ」
「そ、そうなりますね…」
「そっかぁ…あは」
…あれ私…今の一言で…恋人同士というものになってしまった…?
状況をしっかり理解するのに、めちゃくちゃ時間がかかって…それはジェイド先輩たちが帰ってきてからもまだ理解しきれてなかった
ラウンジに来る前に風呂に入ってきたらしいシロ先輩とジェイド先輩が、ラウンジに来て声をかけてくれる
「元の世界に帰る方法の方は順調ですか?あまり手伝えていなくてすみません」
「あ、いえ!そんな!全然!!急いでないので!!大丈夫です!!!」
「なんでクソデカボイス…?」
「ちょっと訳あり…というかなんというか…それよりも、ジェイド先輩達最近よく外で何かしてるみたいですけど…なんの特訓してるんですか?」
話を…話の流れを変えなくては
とても私の心が持たない…
でもこの話題はジェイド先輩達にとってはあまり触れられたく無い話題だったようで、ジェイド先輩とシロ先輩の動きが一瞬固まる