Second reincarnation【ツイステ】
第19章 懐かしい
「昨日よりは大分良さそうだねぇ」
「はい。結構良くなりました。…結局ご迷惑かけちゃいました…」
「あれは事故でしょ。アズールも小エビちゃんも、そういうところ気にしすぎ…今回のことに関してはもう終わったんだから、あとは元気になって元の生活に戻ればいーの」
「……わかりました」
本当にそれだけで済ませていのかな…とは思ったけど…
そう言ってもらえるのなら、それに従わせてもらえると気も楽なので今回は大人しく承諾する
「…あ、フロイド先輩。昼休みあと十分ですよ」
「んー?…あー本当だ。いつもだったらサボるんだけど…午後の授業必修科目だから出なきゃアズールとジェイドに怒られる…」
「それは尚更行かないとですね。ジェイド先輩たちとは同じ科目じゃないんですか?」
「ジェイドたちとクラス違うから、合同授業じゃないと被らねーの。超暇…終わったらすぐ抜け出してこよー」
「頑張ってください。フロイド先輩」
「うん…じゃ、今度はみんなでお見舞い行くからね小エビちゃん」
そう言って、フロイド先輩は部屋から出て行った