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Second reincarnation【ツイステ】

第18章 発熱ドロップアウト





「しょうがないでしょう?陸の普通はまだ勉強中なんです」

「そういえば人になって二年だっていってたもんな…二年でそれならかなりすごいと思うけど…アズールとかピアノ弾けるじゃん」

「元がタコですから、手先は器用なんじゃないですか?」

「なるほど…勉強もできて、経済力もあって…あれで飛行術さえ出来れば文句の付け所がないよな」

「海で暮らしていた僕たちに空を飛べというのは中々レベルが高いんですよ。シロさん、運動神経はあまりよろしくないのにあの授業の点数は結構いいですよね」

「ああいうのは好きだな。でも魔力消費するからそこはあんまり…」



死人であるオレの原動力はアズールから月二回もらえている血液から吸収する魔力と、食べ物を摂取することによって得ているエネルギーのみ…

あまりバカスカ魔法を使うのはよろしくないわけで…

だからこの前までのようにユニーク魔法を常に発動しておくのは本当ならやってはいけないことだから、アズールが起こるのは当たり前だったわけだ



「便利な反面、魔力切れを起こしたらモンスターに逆戻り…中々リスキーな体ですよねぇ…」

「協力者がいないと人らしい生活すらできないなんて、リスキーってレベルじゃねぇよ」

「ですが実際他さえあれば魔法も無尽蔵に扱えます。死人がモンスター指定されて見つかり次第駆除されるのもなんとなく分かりますね」

「でもそんなことしてたら、理性はあれど本物の化け物だろ。…オレはそうはなりたくない」



なんて会話をアズールとしながら廊下を歩く

最後にフロイドの様子を見て、後は各自解散にしよう
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