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Second reincarnation【ツイステ】

第17章 休日の書類整理



先輩は先輩で変なところで強情というかなんというか



「ユニーク魔法で他の生徒に変身して逃げたりとかはしなかったんですか?」

「実はオレのユニーク魔法、オレより背の高い奴には変身できないんだよ。最初はリドル寮長になりすましたりとかしてたけどバレたら後が怖いからさ…あ、オレの部屋ここな。向かいがリーチ兄弟の部屋」

「本当に近く…っていうか真向かいですね」

「この辺りは他の生徒も寄り付かないんだよ。みんなあの二人に会うのも怖いらしい」

「九割方契約違反する自業自得の方々ですね…あ、お邪魔します」



部屋の中に招待されて、敷居をくぐる

中は物がほとんどなくてシンプルな部屋になっていた

男子校生の部屋ってもっとこう…物が散乱してるイメージがあったけど…



「綺麗好き…なんですか?」

「綺麗好きというか家具を買うような暇がなくて。あ、そっちのベッドが一回も使ったことないベッドだから好きに使えよ」

「じゃあ…お言葉に甘えて失礼します」

「シャワールームはあっちでトイレはその隣。…説明はこのくらいか…なんかあったら向かいの部屋にオレらいるから声かけろよ」

「ありがとうございます…お部屋借りちゃって…」

「レイがフロイドと一緒に寝たら次の日窒息死してる未来しか見えないからな…まぁあまり気にしなくていいから、ゆっくり休めよ。扉の方の修繕も頼んどくから」

「ありがとうございます!…今日はお疲れ様ですシロ先輩」

「こっちこそアズールとフロイドが悪かったな。お疲れ様」



小さく手を振って、シロ先輩が出て行く
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