Second reincarnation【ツイステ】
第16章 ストレスフラストレーション
「小エビちゃん〜起きてる〜?」
「うわぁびっくりした!?お、起きてます!!」
なんの前触れもなく部屋の扉を蹴り破られて飛び跳ねる
…というか…
「フロイド先輩…扉がその…ぶっ壊れてるように見えるんですけど…」
「あー本当だ。オレ達とかアズールの部屋とかはこれじゃ壊れねーのに」
「わ、私のプライベート空間が…」
「大丈夫大丈夫、オレとジェイドの部屋で扉直るまで寝泊りすりゃいーじゃん」
「どこに大丈夫な要素が!?」
「それよりほら、早く行かないとアズール心配なんでしょ小エビちゃん」
「う…ま、まぁ…はい」
まだ朝早いし…扉は後でもいっか…
フロイド先輩についていって、アズール先輩の部屋に向かう
朝の7時くらいだけど起きてるかな…せっかくの休みだからまだ寝てたりして…
「アズール、あの様子だと多分徹夜してると思う」
「えッ…それってやっぱり、私の方の頼み事のせいで…?」
「前々から契約違反者が多くてそっちの用事だと思うけどぉ…そこら辺は見て見てからのお楽しみだねぇ」
そう言って、いつもなら扉を蹴破るフロイド先輩が扉をノックする
その光景が意外すぎて固まっていると、中からアズール先輩の声が聞こえてきた
本当に起きてた…さすが幼馴染み…