第8章 ーUSJ襲撃ー
次の日ー
この日の午後のヒーロー基礎学は
先生が3人体制になっての人命救助訓練だ
訓練場は少し離れた場所にあるそうで
全員でバスに乗って移動とのこと
「どんどん乗り込んでいけー」
バスに次々乗り込み中最後に乗り込むと
空いてるのは轟君か爆豪君の隣だけだった
(…え…何この選択肢)
迷うことなく轟君の横に腰掛けると
前の席から物凄い視線を感じる
「てめぇ、何でそっちなんだよ!!」
『別に轟君の横座ったっていいでしょ』
「このクソチビ!!」
「爆豪、うるせぇ」
「うっせぇ、半分野郎!!」
「お前ら五月蝿い!!静かにしろ!」
ギャーギャーと騒いでいると
相澤先生に叱責される
煩いのは爆豪君だけだったのにとばっちりだ
怒られて彼も大人しく前を向くが
背中越しにも分かるくらいイラついている
これは色々と後が怖いことになりそうだ