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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第21章 ー林間合宿ー



「おい、テメェ!?」

『勝己、避けちゃダメ!わ、ちょっ!』

「マンダレイ…あの人あんなでしたっけ」

「彼女焦ってるの適齢期的なアレで」

勝己が避けようとするもんだから
掛かりそうになるのを必死に避けてると
先生たちのそんな会話が聞こえた

「適齢期と言えばーー……
「と言えばて!」
……ずっと気になってたんですが
その子はどなたかのお子さんですか?」

デク君はピクシーボムに顔面を押えられつつも
ずっと彼女らの側にいる男の子の事を指し言う

"洸汰君"という子はマンダレイの従甥らしく
この一週間合宿のお手伝いをしてくれるそう

そんな彼にデク君が近寄って挨拶するが
見事にデク君の大事な所を殴って去っていった

『わーお、つるむ気ないとか…』

「マセガキ」

「お前に似てねぇか?」

正しく私の言いたかった事を轟君が言う
似てるというかもはや同じ人種ですわーー

「お前らいいからさっさとバスから荷物下ろせ
部屋に荷物を運んだら食堂にて夕食!
その後入浴で就寝だ、本格的なスタートは
明日からだ、さぁ早くしろ!!」

その相澤先生の指示の後、順番に荷物を取って
各自部屋へと運びその後食堂へと向かう

食堂では沢山の料理が並べられていた

「「いただきまーーす!」」

その料理を勢いよく食べる男子陣

私も普段より少し勢いよくご飯を掻き込む

疲労困憊の身体に染み渡る気がするーー

「ねぇねぇ、椿紗ちゃん後で男子部屋いかない?」

『むぐ……男子部屋?…んーお風呂の後なら』

「よし!決まりー!」

芦戸さんに言われ一応OKしたが
男子陣の部屋に行ってもいいものなのか?

そこのとこ不安に思ったが一先ず食べ終わり
早く汚れを落としたくて私はお風呂へと急いだ

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