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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第20章 ー期末テストー



ー翌日ー

期末試験の筆記が2日間で行われた

手応え的にはかなりあったし
他のクラスメイトも皆大丈夫そう

そして最終日のこれからは
いよいよ運命の実技ーー演習試験だ

(デク君達がB組の人から聞いた話では
入試の時のロボが相手らしいけど……)

演習場の前には相澤先生含め
何人かの先生達もいてそうは見えなかった

「諸君なら事前に情報を仕入れて
何するか薄々分かってると思うが……」

「入試みたいなロボ無双だろ!」
「花火!カレー!肝試ーーー!」

まるでもう合格したかのように喜ぶ
芦戸さんと電気の2人ーー

でもそれは相澤先生の首元から現れた
根津校長の発言によって固まっていた

「これからは対人戦闘・活動を見据えた
より実践に近い教えを重視するのさ!
…という訳で諸君らにはこれから
2人1組"チームアップ"でここにいる
教師1人と戦闘を行なってもらう」

そして決まった戦闘相手とペアの発表ーー

『……ん?…あれ?』

ただこのクラスは41人
必ず1人余るのは必然でそれは私だった

「なお神無月に関しては1人溢れたからな
……轟・八百万の後俺と1対1で試験だ」

そう言って不敵に笑う相澤先生
プロヒーローでましてや"抹消"の個性の彼

そんな人相手に1対1難易度高すぎる

「神無月……どんまい」

『鋭児郎…そんな哀れみの目で見ないで』

そしてクラスの皆から物凄い
哀れみの視線を受けながら試験は始まった

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