第15章 ー雄英体育祭･ガチンコバトルー

観客席から見る勝己と轟君試合

ずば抜けたセンスで戦う勝己に
何だか防戦一方の轟君……

｢俺が欲しいのは完膚なきまでの1位だ！
勝つつもりねぇなら俺の前に立つんじゃねぇ｣

(うわぁ…勝己キレすぎて顔怖！
…にしても轟君もまた炎使わないのか)

そして勝己が爆破の勢いで回転しつつ
轟君へと向かって飛んでいく

それを見た轟君自身の左側が燃え上がる

でも結局2人がぶつかる間際
轟君は炎を使うのをやめた

｢は？オイっ…ふっふざけんなよ！！
…こんなの…こんっ……｣

それに納得のいかない勝己が
気絶した轟君に詰め寄っていく

でもそれは主審であるミッドナイトの個性
眠り香によって静かに遮られたのだった

｢轟君場外！よってー…爆豪君の勝ち！｣

｢以上で全ての競技が終了！！
今年度雄英体育祭1年優勝はー
…A組 爆豪 勝己 ！！！｣


そして長かった１日の全日程が終わった