第15章 ー雄英体育祭・ガチンコバトルー
「おい!!それでもヒーロー志望かよ!!
そんだけ実力差あるなら…
早く場外にでも放り出せよ!!」
「女の子いたぶって遊んでんじゃねぇよ!」
そしてその現状にとうとう野次が飛び始める
(実力差はあるけど真剣勝負なのに…
それにちゃんと周り見てものいいなよ)
「未だ遊んでるっつったのプロか?何年目だ?
シラフで言うならもう見る意味ねぇから帰れ。
帰って転職サイトでも見てろ!……」
あまりの心許ない野次の多さに痺れを切らした
相澤先生が少しキレ気味に観客へ言い放つ
そのお陰で静けさを取り戻した会場…
そしてそのタイミングで漸く彼女が反撃した
今まで打点を下に集中させ空中に蓄えた武器ー
多くの瓦礫が彼女の合図で勝己へと降り注ぐ
「流星群ー?!」
ソレと同時に詰め寄るお茶子ちゃんだったが
その攻撃は勝己の爆撃によって消し去られた
「会心の爆撃?!麗日の秘策を堂々正面突破!」
その後結局お茶子ちゃんはキャパオーバーで
戦闘不能になり勝己が2回戦へと出場を決めた