第16章 「ラストシーンの後は」
メデューサ《それよりその女をやられちゃ困るのよ…》
千鶴「え…!?」
『(まさか…!!)』
メデューサは2人に向かって蛇を放った
『…っ!!』
は弓矢を構えた
ドォンドォンドォン!!
ウィザードが全ての蛇を撃った
『晴人…!』
晴人はメデューサと戦う
『(千鶴さんが本当のゲートと見て間違いないみたい…。だったら早くここから…)』
晴人《!千鶴ちゃん連れて逃げろ!!》
『わかった!!』
は千鶴を立たせ、一緒に逃げた
逃げた場所は大学
千鶴は大学に着くとすぐに映研の部室へ
千鶴「さとっち!?」
『(どうしよう…。何て説明すればいいんだろう…!!わかんない…こんなときはどうすればいいの…!?)』
千鶴「早く見つけなきゃ…!」
千鶴は壁に貼っていた写真を1枚はがし、また走り出した
『千鶴さん!!待って!!』
~♪~♪~♪~
千鶴「さとっち!!?今どこにいるの!?」
『(悟史さん…!?)』
千鶴「うん、わかった。絶対部屋から出ないでね!!」
ピッ!
『今の電話…!』
千鶴「さとっちからだった…!今アパートにいるって!行こう!」
『え…!(どうしよう…!)』
千鶴「あ、晴人くんにも連絡しなきゃね!」
そう言って千鶴は晴人に電話をかけた
千鶴「あ、晴人くん!?よかったぁ…。今さとっちのアパートに行くとこ。さとっちから電話があったの!絶対に部屋から出るなって言っといたから!坂野川公園の前!晴人くんもお願い!」
ピッ!
『千鶴さん!!ちょっと待って!!』
千鶴「大丈夫!!部屋からは出てないはずだから!!」
『そういうことじゃなくて…!!』
千鶴はアパートの階段を上っていく
『(違う…違うのに…!!でも…本当のことを言ったら…千鶴さんが…!!)』
千鶴「さとっち!!私だよ!!」
『待って…!!』
ガチャ
悟史「おう」
悟史は部屋の中に千鶴を入れた
『…っ』
悟史「お前…」
『何か変なことしたら…私があなたを倒す…』
悟史「…どーぞ」
悟史はを部屋の中に入れた
悟史は何事もなかったかのようにカメラを手にし、千鶴さんを撮り始めた
悟史「相変わらずいい表情するな、千鶴は」