第15章 「帰って来た映画監督」
『え…!?何で…!!』
は驚きのあまり整理ができない
晴人「悟史…!?お前ファントムだったのか…!?」
悟史《ふっ!その通り…。石井悟史なんて人間はとっくの昔に死んでんだよ!!》
『そんな…!』
悟史《お前たちの勘違いを利用して抹殺する予定だったけど…まぁいいや。それに…これは半年前のリベンジだ》
晴人「半年前…?」
『会ったこと…あるの…?』
晴人「お前…あのときの…!!」
悟史《今日の死体役…お前らに決定!!》
晴人「!向こう行ってろ!!」
晴人はを離し、戦い始めた
『そんな…悟史さんがファントムだったなんて…』
ずっと気づかなかった…
晴人はトカゲのように鉄骨によじ上るファントムに手を焼いていた
『晴人…!』
千鶴「さとっち!!?」
『!!』
後ろを振り返るとそこには千鶴の姿が
千鶴「ねぇさとっち!!?」
『千鶴さん…!!』
は千鶴の元に向かった
『千鶴さん!!来ちゃダメ!!』
千鶴「!!」
千鶴が見たのはバケモノと戦うウィザードの姿
晴人《千鶴さん!!来ちゃダメだ!!》
千鶴「え…!?もしかして晴人くん…!?」
『そうなの…。今あいつと戦ってるから…早くここから…!』
千鶴「あれがファントム…?まさか…さとっちに何かあったの!?」
晴人《いや…!》
ファントムはウィザードの隙を突き、攻撃
晴人《ぐっ!!》
『きゃあっ!!』
ファントムはを切りつけ、千鶴を人質に取った
悟史《いいとこに来てくれたぜ…!ありがとよ!》
『千鶴さん…っ!』
ウィザードは立ち上がり、ウィザーソードを取ろうとするが…
悟史《おっと!動いたら喉を掻っ切るぜ?》
晴人《…っ》
悟史《はっはっはっは…》
ドォンドォンドォン!!!
何者かがファントムを攻撃した
は急いで千鶴に駆け寄った
『大丈夫ですか!?』
千鶴「う、うん…」
悟史《何すんだメデューサ!!》
『メデューサ…!』
悟史《この2人を消しゃあいいんじゃないのか!!》
メデューサ《それよりその女をやられちゃ困るのよ…》
千鶴「え…!?」
『(まさか…!!)』
メデューサは千鶴とに向かって蛇を放った