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仮面ライダーウィザード 

第12章 「守り抜く約束」




『諦めないで』

木崎「え…?」

『ファントムにさせないためにここにいるの。私たちがいる前で…犠牲者なんて出さない!!』

晴人《の言う通り。まだ俺たちがいる》

木崎「頼む…」

晴人《あぁ。、あと何分持つ》

『私の力であと5分』

晴人《十分だ》

晴人は直己にエンゲージリングをはめ、直己のアンダーワールドへ向かった


しばらくすると直己のひび割れは消え、ウィザードが戻ってきた

凛子「晴人くん…!」

晴人《これで直己はゲートじゃなくなった。もう襲われる心配はない》

木崎「はぁ…」

木崎は安堵のため息をついた


グラッ…


ドサッ


晴人「!!」

凛子「ちゃん!!」

晴人はをバイクに乗せ、面影堂へ戻って行った


―――――


『ん…』

晴人「…」

『晴人…?私…』

晴人「魔力の使いすぎで倒れたんだ。大丈夫か?」

『大丈夫…。私…記憶が曖昧で…』

晴人「暴走したんだよ。だから余計に魔力も使ったし」

『暴走…?そっか…』

晴人「大人数に囲まれてパニック状態になったんだろ」

『ごめん…自分じゃ覚えてないんだ…』

晴人「そっか。ま、休んでろよ」

『もう大丈夫だよ』

は起き上がった

晴人「おいおい、まだ寝てろって」

晴人はをベッドに戻した

『大丈夫だよ~…』



がもう一度眠りについたあと

輪島が無事に帰ってきたのだった



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