第49章 「賢者の石」
晴人「白い魔法使いが…ワイズマン…?」
《テレポート ナウ!》
白い魔法使いはたちの元へ
笛木《お前は魔法使いになる資格を得た…。私と共に来い…》
笛木の指差す人物
それは山本
山本「俺は別に…魔法使いになんかなりたくない…!!」
笛木《そうか…。しかしこれは運命だ…》
《チェイン ナウ!》
鎖が山本に巻きついた
そしてにも
『何で…!?』
亜矢「昌宏!!」
凛子「山本さん…!!ちゃん…!!」
晴人「!!」
仁藤「あの野郎…!!」
仁藤が阻止しようとするが笛木の魔法によって弾き飛ばされた
晴人「大丈夫か!?」
笛木《退け》
凛子「きゃっ!!」
『凛子ちゃん!!』
《テレポート ナウ!》
『晴人…!!』
晴人「…!!」
山本とは笛木と共に消えてしまった
亜矢「昌宏!!」
亜矢はショックで倒れそうになるが、それを瞬平が支えた
瞬平「亜矢さん…!!」
凛子「ちゃん…!」
―――面影堂―――
瞬平「はい、はい…」
ガチャッ…
瞬平「亜矢さんは落ち着いたそうです。後は国安が保護するって…凛子さんが」
晴人「…………」
瞬平「あ、あ…いや…でも…笛木さんが絶望して生み出したファントムなんでしょうか」
仁藤「…………」
輪島「しかしなぁ…ファントムならどうしてコヨミを助けようと?」
瞬平「…グレムリンみたいに人の心が残ってるのかも!」
輪島「うーん…。ともかくだ、奴とワイズマンが同一人物なら、サバトを開くのと魔法使いを集めるのは…何か関係があるのかもな。を連れて行った理由も…何か…」