第46章 「笑顔は胸に」
晴人「先生…」
熊谷は翔の頭を撫でた
熊谷「お前も…辛いことたった1人で抱え込んじまって…少しばかり…気持ちが腐っちまったんだ…。な?」
翔「ごめんなさい…っ!おじさん…っ…お父さん…っ…ごめんなさい…!!」
酒井「…お父さんが…悪かった…」
熊谷「晴人。お前も…泣いてもいいんだけどね」
晴人「ははっ…遠慮する」
熊谷は額に手を当てた
晴人「俺には…こいつらいるし」
晴人はの頭を撫でた
『晴人…!』
瞬平「晴人さん…!」
晴人「瞬平、先生たちを頼む」
瞬平「はいっ」
晴人「仁藤、。力を貸してくれ」
仁藤「おう!」
『もちろん!』
晴人「先生の希望…今度こそ必ず守る」
熊谷は笑顔で頷いた
晴人、仁藤、はセイレーンのいる場所へ向かった
セイレーン《さぁて…次はどんな手がいいかしら…》
晴人「それ以上悩む必要はないぜ」
セイレーン《!!》
物陰から晴人とが姿を現した
セイレーン《貴様ら…!どうしてここがわかった…!!》
仁藤「根性だよ!」
晴人「俺たちじゃなくて、使い魔たちだ」
みんなの元に飛んできた
『お疲れさま、みんな』
晴人「熊谷先生にもあの親子にも…永遠に近付けさせない」
《シャバドゥビタッチヘンシーン!》
晴人「変身!」
仁藤「変~身!」
《フレイム プリーズ!》
《セット オープン!》
は本を開いた
本が赤く輝く
晴人《さぁ、ショータイムだ》
仁藤《ランチタイムだ!》
『輝きが…強い…!』
本の輝きが以前に増して強く、手がビリビリとしている
セイレーンが大量のグールを出した
『(とにかく今はあいつを倒すことだけ考えよう…!!)』
はグールに向けて技を放った
『ルフー ラサール!!』
ドォン!!
『!?』
仁藤《すげぇ威力だな…!!》
『あれ…?こんな力だった…!?』
自分でも驚くほどの威力
『すごい…!』