第44章 「白い魔法使いの秘密」
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晴人「瞬平…?もしもし」
瞬平《あ、晴人さん!?コヨミちゃんと先生が…》
晴人「え…?」
どうやら西園寺とコヨミが面影堂を出て歩いていたらしい
『あの湖じゃないかな…』
晴人「え…?」
『思い出の湖』
晴人と、仁藤は瞬平と落ち合い湖へ向かった
湖にはコヨミと西園寺の姿、そしてファントムが
瞬平「あそこです!」
『コヨミ!』
コヨミ「!晴人!」
《ん…?少し遅かったようですね》
西園寺にひびが入っていく
仁藤「おいゲートが…!!」
晴人「いや…まだ答えは出ちゃいない…」
仁藤と晴人は変身
『コヨミ!大丈夫!?』
コヨミ「ごめんなさい…!!私が連れ出したせいで…!!」
晴人《心配すんな。俺が必ず助ける。、何分だ》
『3分くらい』
晴人《わかった》
晴人はアンダーワールドへ
は落ちていた指輪を見つけた
炎で焼かれたのか、溶けている
は右手で西園寺のひび割れを直し、左手で指輪を修復
コヨミ「…!」
『大丈夫。任せて…』
ファントムは仁藤が倒した
ひび割れは直り、晴人が戻ってきた
瞬平「やりましたねー!!」
仁藤「こっちも片付けといたぜ!」
瞬平「晴人さんさすがです!」
仁藤「…おい、どうした?」
晴人《……いや…何でもない》
コヨミ「大丈夫?」
西園寺「あ、あぁ…」
コヨミ「しっかり…」
西園寺「ありがとう…だけど…あの指輪が…」
コヨミ「…指輪は確かに受け取ったわ」
西園寺「え…?」
コヨミは元通りになっている指輪を見せた
西園寺「…!」
コヨミ「が直してくれたの」
西園寺「そうか…そうだったか…」
コヨミ「私もう迷わない。自分が何者であろうと…1人の人間としてみんなを助けていく。それが私のなりたい私だから…」
『コヨミ…』
コヨミ「あなたのおかげよ…ありがとう」
西園寺「いや…コヨミのおかげだよ…」
瞬平「よかったですね!晴人さん!」
晴人「あぁ…」
瞬平「大丈夫ですかー!」
瞬平と仁藤はコヨミたちの元へ
晴人「(コヨミとが…笛木の娘…?)」
晴人は西園寺のアンダーワールドで笛木に微笑むコヨミとの姿を見た