第40章 「ピッチの忘れ物」

晴人《うわぁぁぁぁぁ!!》

『きゃぁぁぁぁ!!』

《ふっ…トドメだ》


ﾊﾞｧﾝｯ!


《!!》

仁藤《させるか!!》

仁藤はハイパーにチェンジ


凜子「晴人くん…!!」

瞬平「ちゃん…!!」

ビーストはファントムを攻撃するが、圧されている

仕方なく、一旦引くことにした


―――病院―――


凜子「ゲートは和也くんの方だったのね…」

瞬平「け、けど、やられたのが腕でよかったですよね!足だったらまた…あ、いや…」

仁藤「すまねぇ。俺が練習に出るの止めるべきだった」

直美「和也は…晴人に自分が頑張ってる姿を見せようと無理したのよ…!」

晴人「え…?」

直美「しかも和也は…晴人を守ろうとして…!」

晴人「…………」

直美「あなたのせいよ…!!」


しばらくすると和也との面会が許された

しかし

直美「帰ってって言ってるのがわからないの…!?」

直美は晴人を病室に入れなかった

晴人「いや。今度こそ和也は俺が守る」

直美「あなたなんかに守ってもらっても嬉しくないわ!!」

直美は晴人の胸ぐらを掴んだ


ﾊﾟｧﾝｯ!!!


「「「「!!」」」」

直美の頬を叩いたのはだった

直美「な…」

『これは晴人と和也さんの問題でしょ。あなたは関係ない。もちろん私たちも関係ない。２人で解決する話でしょ』

直美「…………」

『晴人のこと散々言ってたけど…あなたみたいな人……っ!』

晴人「…!?」

凜子「どうしたの!?」

『…何でもない』

は走って逃げた

後ろで晴人たちが呼んでた気がするけど…


『ﾊｧ…ﾊｧ…ﾊｧ……っ』


ﾋﾟｼｯ…


『う…っ』

腕の傷が広がっている

『これは……まずい…』