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仮面ライダーウィザード 

第37章 「九官鳥は語る」




ウィザードの変身が解けて森へ戻ってしまった

『晴人…大丈夫…!?』

晴人「あぁ…。アイツ…俺の魔力を使ってこんなことを…お前は取られなかったか?」

『私は…平気…』

晴人「よかった…」

晴人とは面影堂への帰り道を歩いていた

しかし晴人は足を止める

『(晴人…)』

晴人「ん?」

『…?』

晴人と同じ方向を向くと、そこには瞬平の姿が

瞬平「こういう人見ませんでしたか?」

「何これ!」

「超ウケるんですけど!!」

晴人「瞬平」

瞬平は上を見る

晴人「瞬平!」

どこから声が聞こえるのかわからない様子

辺りをキョロキョロしていた

晴人「後ろ!!」

瞬平「わっ!!晴人さん!!ちゃん!!」

晴人「お前どこに耳ついてんだよ」

瞬平「この人見ませんでした?」

瞬平は持っていた紙を2人に見せた

そこにはクレヨンで描かれた似顔絵が

晴人「……探してんのは…人間だよな…?」

瞬平「え?」

瞬平は紙をぐじゃぐじゃに丸めた

瞬平「結構ですっ!!」

晴人「あ?」

歩き出した瞬平の足が止まった

瞬平「放火魔ー!!!」

瞬平は紙を投げ捨てて走り出す

晴人は紙をキャッチして中を見る

晴人「放火魔!?」

晴人とも急いで後を追った


追いかけていると瞬平と凜子が倒れている

凜子「またアンタ!?」

瞬平「こっちのセリフです!!」

凜子は瞬平を突き飛ばして男を追う

その瞬平は晴人を突き飛ばす

『晴人…!!きゃっ!!』

晴人を受け止めようとしたが、一緒に倒れてしまった

晴人「あ、悪ぃ…!!」

晴人は急いでの上から退けた

そしてを立たせて後を追った

追いかけるとまたケンカをしている2人

晴人「何やってんだよおい!」

ケンカをしながらも現場に着いた

しかしそこには火の海になりかけていた

凜子「放火魔!!」

瞬平「何てことを…!!」

「ひぃ…っ!!」

男は逃げ出した

凜子「待ちなさい!!」

瞬平「あっつ!!あっつ!!」

晴人「事情は大体わかった。変身」

『ケンカしてる意味はわからないけど。セイレーン』

晴人はウォータードラゴンに変身

はセイレーンを呼び出し、2人で火を消した

そしてバインドリングで男を捕らえた

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