第37章 「九官鳥は語る」
―――朝―――
ご飯を食べてすぐに晴人はどこかに行こうとした
『晴人…?どこに行くの?』
晴人「あぁ…ちょっとな」
『…私も行く』
晴人「でも…」
『?…ダメなの?』
晴人「いや…」
『?』
不思議に思いながらも、は晴人についていった
着いたのはコヨミと来た不気味な森
『晴人…何でこんなところに…』
晴人「気になることがあってな」
『晴人…』
晴人「ん?」
『あの…その…』
晴人「」
『え…』
晴人はに手を差し出した
晴人「怖いんだろ?」
『晴人…』
晴人「ほら、行くぞ」
『あ、うん…』
は晴人の手を握り、歩き出した
晴人「……やっぱり…同じとこ歩かされてる。ふっ…これでも使ってみるか。、ちょっと離れてろ」
『うん』
晴人「変身」
晴人はインフィニティーに変身した
晴人《頼むぞ、ドラゴン》
ウィザードはアックスカリバーで空間を斬った
するとそこには洞窟のようなものが
晴人《魔力で張られた結界だったんだな…》
『魔力で…』
晴人とは洞窟に入った
ミサ「指輪の魔法使いに巫女だと…!?ワイズマン、ここは私が」
晴人《ふっ…。そこのお姉さんが焦ってるってことは…ここに来たのは正解だったみたいだな…。ワイズマンとかいうアンタに会えて…光栄だよ》
ミサ「口の聞き方を慎め…!!」
ワイズマン《メデューサ》
ミサのファントム化を止めた
そして白いカーテンからファントムらしきものが現れた
ワイズマン《あの結界を破るとは…なかなかやるじゃないか》
晴人《お前たちファントムのおかげで成長してね…。それより…俺に教えてくれないか?サバトのこと…コヨミとのこと…賢者の石のこと》
『(私…?とコヨミ…?賢者の石…?)』
ミサ「賢者の石…?」
ワイズマン《無駄な好奇心は時として不幸を招く。時に、真実は知らない方が幸せなんだよ…》
晴人《…答えろ!!》
ウィザードはワイズマンに攻撃しようと走り出す
しかしワイズマンの謎の攻撃で晴人の動きが止まる
『晴人…!?』
ワイズマン《なかなかいい魔力だ…。使わせてもらうぞ》
ワイズマンはウィザードから魔力を抜き取った
『晴人…!!』