第35章 「人気モデルの裏側」
晴人「何だと…?」
凛子「そんなこと有りえない…!」
ソラ《僕が証拠さ。でも…他にはいない。みーんな調べたけど、僕以外に人の心が残ったファントムはいなかった》
晴人「お前は特別だってことか」
ソラ《僕だって…望んでこうなったわけじゃない…。そういう意味では、「キミと僕とは似たもの同士かもしれないね」
「「…!」」
ソラ「人でもなく、ファントムでもない僕たちは、仲良くなれるかもしれないよ?」
ソラは晴人の肩に頭を乗せた
凛子「晴人くんとあなたを一緒にしないで!!」
ソラ「じゃあこれからも、楽しく遊ぼうね~♪」
ソラはの手を握った
『!!』
ソラ「ちゃんもね♪」
そして去って行った
晴人「アイツに…人の心が…?」
3人はベンチに座っていた
凛子「グレムリンの話…信じるの…?」
晴人「…わかんない…だけど…奴がホントに人間の心を持ったままなら…」
~♪~♪~♪~
晴人「瞬平か。えっ…?お前なんでもっと早く言わねぇんだよ!!わかったわかった、もういいから。すぐ行く」
凛子「どうしたの?」
晴人「仁藤が守ってたゲートが、行方不明になったらしい」
凛子「滝川空の聞き込みは任せて」
晴人「あんま無茶すんなよ」
凛子「分かってる」
晴人「、行くぞ」
『うん』
晴人はマシンウィンガーを出し、現場に向かう
は晴人の服を握り締めていた
晴人「(…)」
―――――
晴人はマシンウィンガーに乗ったままファントムに激突
晴人「余所見してたら怪我すんぞ」
仁藤《晴人… ちゃん…》
晴人「お前ちょっと休んでろ」
《また邪魔者か…!》
晴人「ファントムの邪魔するのが趣味なもんで。、ゲートを」
『わかった』
はファントムを横切り、ゲートの元へ