第33章 「危険なアルバイト」
ソラ「ごめんね?今は眠っててもらうよ…?」
『ソ…っ』
ソラはを抱き寄せて首の後ろを殴った
『う…っ』
晴人《!!》
遠くの方で晴人の声が聞こえた
はそのまま意識を手放した
ソラ「これで魔方陣が消えるよね♪」
ソラはそう言って去ってしまった
ファントムは晴人の圧倒的な力で倒すことができた
ソラ「あーあ」
晴人《!!》
ソラ「まぁいいや!彼はこれからが…本番だからさ」
そう言って森の中へ消えて行った
晴人《本番…?》
晴人は変身を解除
晴人「!!」
晴人は倒れているを抱き上げた
晴人「!!おい!!」
『う…』
の目がゆっくりと開かれた
晴人「…」
『痛…っ』
ソラに殴られた場所が痛い
晴人「大丈夫か…?」
『うん…平気…』
は立ち上がった
『ファントムは…?』
晴人「倒した…よ」
『…?そう…』
―――――
土屋「いや参った参った!ホント!俺は最低な男だ!いくらギターの為とはいえ?金に目が眩んでお前に迷惑かけちまった」
仁藤「もう過ぎたことだ!気にすんなってツッチー!」
土屋「いや!俺の目を覚ましてくれてありがとう!やっぱ何もしねぇで金がもらえるわけねぇよな!」
仁藤「そういうこと!」
土屋の家の荷物をトラックに全て運んだ
仁藤「ジャカジャンッ!!ひとーつ!!金は、真面目に稼いでこそ、価値があーる!」
土屋「攻介、その通りだ!!」
土屋は自分のつけていたネックレスを外し、仁藤につけた
仁藤「お?」
土屋「友情の証だ!俺とお前のな!」
仁藤「ツッチー!」
土屋「何だよ~!」
珍しく仁藤が照れている
そして土屋が出発した
仁藤「もう東京に戻ってくんなよー!!」
晴人「なかなか…魅力的な友達だったよ」
仁藤「だろ~?そうなんだよアイツは!」