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仮面ライダーウィザード 

第23章 「不死鳥の暴走」




瞬平「晴人さーん!!! ちゃーん!!!」

瞬平が慌てて晴人たちの元に

瞬平「晴人さん!! ちゃん!!」

晴人「どうした?」

『そんなに慌てて走ったらまた転ぶよ?』

瞬平「これ…!!これ…!!!」

瞬平は晴人にハンカチの包みを手渡した

晴人「何??」

晴人はハンカチの包みを開けた

その中には

晴人「『!!!』」

血で汚れた凛子の警察手帳が

『え…!?』

晴人「凛子ちゃんの…!これ…どこで…?」

瞬平「知らない人が…晴人さんとちゃんに渡してって…!どうしましょう…!!」

晴人は凛子に電話するが繋がらない

晴人「そいつの顔…覚えてるか?」

瞬平「はい…もちろん…」

晴人「俺とは凛子ちゃんを探す。お前そいつ探してくれ」

瞬平「わかりました…!」

『私、こっち探すね』

晴人「わかった。何かあったら絶対に連絡するんだぞ」

『うん』

3人は分かれて捜索を開始した

『(やっぱり…朝からの嫌な予感は当たった…!!まさか凛子ちゃんが…)』

あの血のべったりついた手帳…

『…っ!』

は走っていた足を止める

『血が…あんなに…』

凛子ちゃんに何が起きたの…?
あんな出血…


「ちゃん♪」

『!!』

目の前にはいつかの青年

ソラ「どうしたの??顔色悪いよ??」

『あなた…』

ソラ「ソラだってば~!ソーラ♪」

『…ソラ』

ソラ「うん♪」

『どうしてここにいるの…?』

ソラ「たまたまちゃんを見かけたから♪」

『そう…』

ソラ「本当に大丈夫…?」

ソラは優しくの頬に触れる

ソラの手は冷たかった

『平気…だから…』

ソラ「無理しないほうがいいんじゃない?休んだら?」

『今は…休んでる時間ないから…急いでるの、ごめんね』

はソラの横を通り過ぎた

ソラ「ちゃん!!」

『…?』

が振り返るとそこにはファントムがいて…


ガッ…!!!


『な…っ』

思いっきり腹を殴られた

遠くなる意識の中で浮かんだ顔


『晴人…』


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