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仮面ライダーウィザード 

第3章 「魔法使いになりたい」




《フレイム プリーズ! ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!》


ウィザードはグールを倒していく

『ちょっと!何ボーっとしてるの!!』

晴人《!!》

の背後からグールが接近し襲い掛かった

『!!』

は矢を構えるが至近距離で撃てない

『仕方ない…!!』

が奥の手を使おうとしたその時


ガッ!!


『!』

凛子「大丈夫!?」

『あなた…』

凛子「早く逃げなさい!」

凛子のおかげで目が覚めた瞬平は慌てて逃げていった

凛子に襲い掛かるグール


バシュッ!!


凛子「ちゃん…」

『さっきは…ありがと…』

凛子「ちゃん…!」

晴人《凛子ちゃん。わざわざ出てきて…懲りないねぇ…》

凛子「魔法使いじゃなくても…誰かの命を守りたいって気持ちは…あなたたちと同じだから」


ドンッ!ドンッドンッ!!


グールの攻撃をウィザードローブで弾いた

晴人《フッ…なるほど》

ウィザードはグールを撃破した


ブォンブォンブォン!!


ウィザードの背後からファントムがバイクに乗って現れた

晴人《また逃げろってか…させるかよ!》


《コネクト プリーズ》


ウィザードは魔方陣からマシンウィンガーを出し、ファントムを追った

凛子「行っちゃった…」

『ここからは晴人の仕事』

は立ち上がった

凛子「どこに行くの?」

『どこでもいいでしょ』

は歩き出した

凛子「あ、ちょっと待ってよ」

『何で付いて来るのよ…』

凛子「いいじゃない」

『はぁ…』

はポケットの中に何かが入っているのに気がつき、立ち止まった

凛子「どうしたの?」

『……』

は無言で凛子に箱を渡した

凛子「これは…?」

『………』

凛子は箱を受け取り開けた

凛子「これ…!!」

箱の中にあったのは、壊れたはずのネックレス

凛子「どうして…!!」

『壊れたものを直すのも私の仕事。また絶望されちゃ困るから』

は歩き出した

凛子「ちゃん…!!」

凛子はネックレスをつけた

凛子「ありがとうっ!!」


ギュッ!


『きゃぁぁぁ!!』



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