第20章 「今日の命、明日の命」
仁藤《悪かったな。今助けてやる》
仁藤は及川に指輪をはめた
『5分以内に終わらせてきて』
仁藤《わかった》
《エンゲージ プリーズ》
仁藤は及川のアンダーワールドへ向かった
は片方の手で肖像画を直し始めた
ピシッ…!
『…っ!』
凛子「ちゃん…」
しばらくするとひび割れは治り、ビーストが戻ってきた
仁藤《よっと!ふぅ~!何とかなったぜ~!》
『ジャスト5分…。ずいぶん苦戦してたのね…』
仁藤《まぁな。でもこの俺が倒してきたぜ!》
『当たり前…』
仁藤「お前すげーな!あんなにバキバキに壊されたのに元通りじゃねぇか!!」
『それが…私の仕事だから…』
仁藤「っていうか…顔真っ青だぞ?大丈夫か?」
『平気…』
は絵を完璧に直した
『でき…た…っ』
フラッ…
瞬平「ちゃん!!」
凛子「ちゃん!!」
仁藤「おい!大丈夫かよ!」
『大丈夫大丈夫…』
晴人「…!」
『あ…お帰り…』
仁藤「ちゃんとやったのか?」
晴人「あぁ。お前は?」
仁藤「当たり前だろ」
及川「う…」
眠っていた及川が目を覚ました
晴人「大丈夫か?」
晴人は及川に手紙を渡した
及川「これは…?」
晴人「奥さんからの手紙だ。絵の裏に隠してあった」
及川は手紙を受け取り、読み始めた