第19章 「魔力が食事」
凛子「………」
晴人「とにかく、これだけは覚えといてくれ。ファントムに絶望させられるとゲートは…」
仁藤「いや!皆まで言うな。お前が一生懸命なのはよ~くわかった。だが、お前もよ~く覚えといてくれ。こっちは命がかかってんだ。魔力を食わなくていいなら、俺の邪魔はするな」
仁藤はカバンを担いで行ってしまった
晴人「はぁ…」
―――面影堂―――
晴人「ガルーダたちからまだ何も?」
コヨミ「うん…」
晴人「やっぱ絵描いてるおっちゃんってだけじゃ簡単に見つけられないか…」
凛子「地道に聞き込みするのが一番かもね」
瞬平「みんなで手分けして探しましょう」
晴人「あぁ」
コヨミ「私も行く!人手が多い方がいいでしょ」
輪島「気をつけてな」
5人はゲートを探しに向かった
コヨミ「私向こう行く!」
『じゃあ私はこっち』
晴人「あんまり無理すんなよ?」
コヨミ「晴人もも気をつけてね」
『何かあったらすぐに連絡する』
3人は分かれた
『絵を描いている人…』
きっと絵になる風景のところにいるんじゃないかな…
そう思って海沿いや公園を探してみるが…
そのような人はいなかった
『いないなぁ…』
「そこの可愛いお嬢さん」
「一緒に遊ぼうよ」
『え…』
が振り返るとそこには知らない男性2組が
『あ、あの…』
「うわ、メッチャ可愛いじゃん!」
「これからヒマ??」
『いや…すいません…』
こういう人って苦手…
は横を通り過ぎた
ガシッ
『!!』