第4章 輪虎(りんこ)×幼馴染
「今日という日ほど、天に好かれていて良かったと思う日は無かったよ。
華、君を、世界で1番愛している」
『!…う、ぁ……』
そう彼が言い終われば、目の奥が熱くなるのを感じる。
喉の奥が熱くて、うまく話せない。
同じ気持ちだと、伝えたいのに…
そんな私に彼は微笑んで私の頭を撫でると、止めていた腰をゆっくりと動かし始める。
『んぁ……!』
彼と繋がっている結合部からはしたない水音が響き、恥ずかしいのに嬉しくて、幸せが溢れてくる。
輪虎と目が合って微笑めば、
「クスッ…気持ち、いいかい?」
『う、ん…!んっ、好き…!』
そう輪虎のたくましい身体にしがみつく。
快楽で呂律が回らなくなってくると、彼の動きがだんだんと速くなっていき、それすらも嬉しいと思ってしまう。
『もっ…!いい、よ?……ぁ、んっ』
「言われ、なくても…!」
『きゃっ!お、く…気持ち、い…!』
そう思いっきり奥まで彼のモノが入ってくると、彼の動きが止まり、ナカが暖かさに包まれる。
息切れをしながら、私に覆い被さるように脱力した彼を抱きしめれば、彼も優しく私を抱きしめ返して横になったんだ。