• テキストサイズ

キングダムの彼らと…? 【短編】

第1章 嬴政(えいせい)×新人宮女







私の言葉に、政はまた微笑んで



「そうだな、俺も脱ごう」



そう言うと、政の白い綺麗な肌がどんどん露わになっていき…

直視、出来ない…!

身体中、熱くなりきったと思っていたのに、さらに顔が熱くなった気がする。



「これでいいか?」



政はそう口にすると再び私を引き寄せて、目尻に口づけされる。

…恥ずかしいのに、政の腕の中は落ち着く。

ゆっくりと目を開けば、
政の腕にいくつかの傷痕を見つけ、自然と手を伸ばしていた。



「これは…」
『素敵…』



私がそう呟けば、政は驚いたように目を見開き、

そしてそれに気付かなかった私は、あろうことか、彼の傷痕に口づけを落としていた。



『はっ…!申し訳ありません!』



な、何をしてるの!?私!

政は大王様なのに勝手に触れるなんて…!

なんてビクビクしてた思いは、次の彼の言葉で吹き飛んで、



「華は、嬉しい事をしてくれるな、全く」


『へ?…きゃっ!』



微笑んだ彼の手が、私の胸を優しく包んでいたんだ。







/ 82ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp