第5章 俺の彼女を紹介します。【澤村大地】
菅「はぁー、信じらんねぇ……大地がチアリーダー……」
大「チアだから好きになった訳じゃねぇからな」
「ちなみに、チアリーダーっていうのはチアメンバー全員を指す呼び方なんです。私はチアリーダー中のキャプテンなんです」
菅「へぇー、勘違ってるもんだな。……そういえば、あの校歌攻撃もやったんだ?」
「すいません、歌いました」
旭「危うく心折られそうだったよな……。白鳥沢って勉強のレベルもかなり高いよね?」
「は、はい。一応私は医学部目指してまして……」
菅「大地がチアリーダー!医学部!!」
大「チア言い過ぎ。性格もめっちゃ良い子!ご覧の通り、容姿端麗!」
旭「へぇー、羨ましいなぁ」
大「俺には勿体無い彼女だよ」
菅「大地が謙遜してる!」
「そんな……恥ずかしいです。私、ドジですし……」
大「で、俺たち同様、白鳥沢も期末テスト期間で部活無いから、今日お前らに時間作ってもらったって訳だ」
菅「成る程な。で、名前ちゃんは、大地のどんな所が好きなの?」
「えっと……優しくて頼りになって、バレーにひた向きで、真面目だけどやんちゃな所もあって……とっても可愛い所です!」