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【ONE PIECE】桃鳥とあんなコト。

第5章 【海軍本部にて】


ズカズカと後ろから突けば、声を抑える為に歯を食いしばる彼女だが……全く抑えられていない。



「さっき話してた会話だが…。誰の傍に居ると落ち着くって?」
『……っんぅ………分かってる…っあ……くせに…』
「よく聞こえなかったんだよ…ホラ」
『っあぁ…ん…!……ドフラミンゴさんの、隣が……1番落ち着く…』



待ち望んでいた答えが聞けて満足そうに口角を上げるドフラミンゴ。そして動きを速くし、の嬌声が一際大きくなり、彼女の中に欲を吐き出した。

中出しの後に、ソコから精液が内股を伝い流れるのを彼女が顔を真っ青にしながら訴えてきた。



『………どうしてくれるんですか』
「…俺も今それを考えてる所だ」
『運良くこの通路に人が通らなくて良かったですけど、後のことはちゃんと考えてたんですか?考えてませんよね』
「…………」



後先考えずに無理矢理抱いてしまったのは事実。なので彼女の言う事に何も言い返せない。せめてもの気遣いとして、羽織っているコートを脱いで彼女の身体を覆い隠す。乱れた衣服を着直しているところだ。



『…ありがとうございます』
「気にするな」
『ところで、会議の時間大丈夫なんですか?』
「アッ」
『しっかりして下さい…。まだ間に合います』



着直しが終わった彼女をそのままコートで包む。そして片腕で抱き上げ、会議室へと向かう。



『え、私もですか…』
「当たり前だろ。そんな火照った顔を、俺の目の届かねェ所で誰かに晒してたまるか」
『…!?』



そう言うと、コートに丸まって顔を隠す。その様子を見ていつもの様に笑うドフラミンゴ。

少し遅れて会議室に入った時、センゴクから口煩く色々と言われたが聞き流しておいた。そして隣に座っていたミホークから「そのコートに丸まってるのは誰だ?」と聞かれ「俺の女だ」と返事をする。


その後帰りの船の中で彼女が口を聞いてくれなかったのは、また別のお話。
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