• テキストサイズ

〔R18〕複雑なカンケイ。

第2章 ゲームスタート


奈々「私と…して下さい…」

岩崎・桜木「………えっ?」
岩崎「花谷…今…なんて…?」
桜木「聞き間違い…だよね??」

奈々「聞き間違い…じゃ…ないです…」
私は恥ずかしさと自分が何を言ってるのかを分かっていて顔があげられなかった。

私は、透があの時私に何を提案したのかを話した。

透「奈々……あの2人は嫌いか?」
奈々「ううん。2人ともとても良くしてくれるし仕事では信頼してる。嫌いじゃないよ。」
透「そっか…奈々…あの2人と…できるか?」
奈々「そんな!何聞いてるの…できないよ…なんでそんなこと言うの…」
透「奈々が辛い思いをするのはわかってる。おれが代わりたいくらいだ。でもあの2人に多額の借金を背負わせるわけにもいかない。ゲーム説明をされた時、奈々もそう思った。だから俺に相談した。違うか?」
透の言う通りだった。私が逃げ切って100万を貰ったところで、私たち夫婦に上司2人の借金を肩替わりするような余裕はない。ましてや、普段から仕事で良くしてもらっている人たちだ。…そう、このゲームは最初から私を逃げ切らせるつもりはない。そう思った。
透「……やるしかない。ごめんな。奈々…」


2人に話した後、私は俯いた。

桜木「2人とも…そんな話を…」
奈々「だからっ…」

初「はいはーい。感動?のお話はそこまで〜!3人共〜!身体、おかしくな〜い〜??」
奈々「言われてみれば…なんか…身体が…熱い……ちょ、初!あんた何入れたの!?」
初「ふふふ〜(笑)気付くの遅いなぁ〜。それはね、媚薬入りのお水だよ!3人共何にも疑わずに飲んじゃうからさ〜!びっくりしちゃったよ〜(笑)」
奈々「何それ……最…低…」
初「まぁまぁ〜。最低はどうかは置いといて!奈々ちゃん?何のペナルティも無しに旦那さんに連絡できると思った〜?」
奈々「…はっ?…何言ってるの?…ペナルティなんて…一言も…」
/ 66ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp