第9章 滅却師
「ほぉーーーーっ」
期末考査の順位表を見、有沢たつきが声をあげる
「4位かー、あいかわらずやるねぇあんた」
「えへへー」
ぐりぐりと井上織姫の頭を撫でる有沢
「すごーい!織姫ってこんな頭よかったの!?」
「とてもそうは見えないでしょ、けどこの子中学の時からベンキョウできるのよ」
「ほぉーーーーっ」
次に声をあげたのは浅野
「今回も無事我々の中に50位以内に入るなどという裏切り者は出なかったようだ!!」
「おっしゃる通りです隊長!」
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23│黒崎 一護
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「見るな小島隊員!!現実は常に残酷にして俗悪!!純真なる我々の心を汚すものでしかないのだから!!」
「はい 浅野隊長!!」
茶番を繰り広げる浅野と小島
「一護のアホーおまえなんか遊ぶ時もうさそってやんねーかんなー!!」
そう言い浅野は茶渡泰虎の所に行く
「なーーーーチャド?チャドはいっしょに遊ぼうなー♡入ってねーもんなー♡」
「……ム……」
茶渡はある所を指す
「え…」
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11│茶渡 泰虎
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驚愕する浅野と小島
「おおおおおまえらなんかあっちいけ!!おまえらがそんな悪魔だとは思わなかった!!ああ、思わなかったよ!!」
おまえらなんか二度と遊んでやるもんかあっ
そう言い走って行く浅野は思い出したように戻って来た
「そうだ!紫陽花さんだ!オレ達の本当の同士は紫陽花さんだ!紫陽花さぁん!!」
『はーい?』
「聞いてくれ〜こいつらは悪魔なんだあ!!」
飛び付く浅野をひょいと躱し
『ねえ〜聞いて!私1番だったよ!!』
「「「は/え?」」」
「裏切り者ぉぉおお!!!」
それを見ていた有沢は言った
「さわがしいなあ、あっちは」
「うん…」