第9章 滅却師
沈黙の後先に口を開いたのは一護
「お前、授業出てるっつってもずっと寝てんじゃねぇか!」
「よく埋められたね…」
「紫陽花さんはオレ達の同士だ!!」
『同士?友達?いぇーい!』
壊牙と浅野が盛り上がってる中小島は一護に聞く
「そう言えば一護今日は朽木さんは?」
「…なんで俺にきくんだよ?」
「だっていつも一緒にいるじゃない」
「知らねぇよ!」
一護と小島がなんやかんやと話していると
「…一……黒崎くん!!ちょっとつきあって!」
そう言いダダダと走ってきたのはルキア
『行ってらっしゃ〜い♪』
そう言い壊牙は手をヒラヒラさせた
───────
虚退治に来た一護とルキアは言い争っていた
「仲間割れかい?みっともないな」
そこに現れたのは眼鏡をかけた一人の男
「こんばんは。黒崎くん、朽木さん」
「…誰だお前?ヘンなカッコしてんな、神父か?」
「黒崎くん、きみは霊が見えるんだよね?」
男の言葉に否定する一護
「な…何言ってんだ!?そんなモン見えるワケ…「あっ」」
男は一護を遮り言った
「新しい虚が来たね」
男が言って後、鳴る伝令神機
「ほ…本当に来た!!指令だ!」
「ど…どっちだ!?」
「あっちだよ」
一護はルキアに問うたが答えたのは眼鏡の男
「その程度のこともわからないで…キミはそれでも死神か?」
男はそう言い光り弓の形になったブレスレットを構える
「疾ッ!!」
そう言い放った光の矢は一体の虚を貫く
「反応が…消えた……!」
ルキアは伝令神機を見て言う
「な……何なんだおまえ…!?」
「石田雨竜、滅却師。」
そう言い男は一護を見た
「僕は 死神を憎む」