第1章 【加州清光】赤い椿
加州「言わなきゃ触れない」
真っ赤に染った顔。
主は、涙を零しながら掠れた声で呟きながら、俺の手をとって割れ目に触れさせた。
「ここを…ぐちゃぐちゃにしてほしい」
色気の孕んだ表情に、下半身が熱くなる。
加州「よく言えました」
「っ、あっ、」
濡れた主のナカに、中指を挿れる。
蜜は、トロトロとこぼれ落ち俺の指を伝う。
加州「すごい濡れてる。…ほら、主聴こえる?」
薬指もナカにいれ、少し激しく動かせば水音が部屋中に響く。
「やぁっ、ああっ、だめ、っ!」
加州「イッていいよ」
更に激しく指を動かせば、主は一層喘ぎを大きくし、腰を浮かせた。
「ああっん、ん、いっ、いっ、く、っ!」
俺の指を離すまいと、ナカはぎゅっとキツくなった。